[ヒト乳がん細胞株(T47D)の形態学的及び生化学的特性に対する超低周波パルス電磁界の影響] med./bio.

Effects of extremely low-frequency pulsed electromagnetic fields on morphological and biochemical properties of human breast carcinoma cells (T47D)

掲載誌: Electromagn Biol Med 2012; 31 (4): 425-435

この研究は、ヒト乳がん細胞株(T47D)に対するELFパルス磁界(ELF-PEMF;0.1 mT、100Hzまたは217Hz、ばく露時間24、48、72時間)の影響を調べた。影響評価項目は、細胞増殖アクチン再構成、活性酸素種ROS)産生である。その結果、細胞増殖は72時間までばく露時間依存的に減少した;細胞質量および核小体周囲へのアクチン凝集の増加が見られた;217 Hz の72時間ばく露で著しいROS産生上昇が見られた一方、100 Hzの場合は変化がなかった、などの所見を報告している。

ばく露