この研究では、ラップトップ・コンピュータの安全性を評価するため、5機種のラップトップ・コンピュータから生じる磁界(1 Hz to 400 kHz)を測定し、身体(妊婦と胎児)の誘導電流をボクセルモデルで数値計算した。測定された磁界は1.8~6μTの範囲にあり、ICNIRPガイドラインの範囲内であったが、この磁界測定値に基づいたモデル計算では、ラップトップを身体の近くで使用した場合、成人の身体及び妊婦の子宮内の胎児にICNIRP勧告(1998)の34.2%~49.8%という無視できない電流を誘導すること、電源を身体近くに置いた場合、胎児及び成人に対し、ICNIRPの基本制限の182~263%及び71~483%という体内電流密度を生じると報告している。
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