【目的】非一様な静磁界(SMF)への全身ばく露 (1日当たり40分間)がマウスの誘発性の早産(PTB)を引き延ばすことを示すこと。【方法】マウスでのPTB誘発のモデルは、個体当たり25μgのリポ多糖体(LPS)の腹腔内投与によって作られる。適用したSMFは非一様な磁場(2.8-476.7mT)である。SMFばく露中、マウスはケージ内で自由行動させた。【結果】LPS処置なしでSMFばく露のみ行った個体における胎仔の発達と出産は正常であった。このような場合のSMFは出産予定日に影響を与えなかった。LPSを投与された個体では、投与からPTBが起こるまでの時間は17.43時間(n=7)であったが、SMFばく露により21.93時間(n=15)へ引き延ばされた(P<0.05)。【結論】非一様静磁界へのばく露はPTBの防止に有用な影響を持つかも知れず、ヒトの臨床に関連するかも知れない。
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