【目的】コヒーレントな電磁界ばく露によって、末期がん患者の免疫系の増強ができるか否かを調べること。【方法】15人の末期がん患者に、4週間、6日/週、8時間/日のスケジュールで、600kHz-729kHzの周波数範囲の、低強度のコヒーレントな電磁界のばく露を与えた。ばく露の前後で、NK細胞数およびNK Tリンパ細胞のK562がん細胞株に対する細胞障害性をフローサイトメトリにより評価した。【結果】全ての末期がん患者において、コヒーレント電磁界へのばく露の結果、NK Tリンパ細胞の数およびがん細胞障害性が有意に増加することをデータは示した。【結論】コヒーレントな無線周波電磁界 へのばく露はNK Tリンパ細胞の数と細胞障害性を増加させたが、これはがん患者の状態改善に寄与するかも知れない。
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