【背景】中間周波の電界は、産業技術において広範囲には利用されていないが、意外なことに、我々の生活環境で見られるもっと高い中間周波電界はある種の玩具から放射されている。このような玩具、プラズマボールは高電圧を利用してガスを電離させ、閃光放電を生成する装置である。【目的】娯楽用プラズマボール装置からの電界および接触電流/誘導電流を評価すること。【方法】電界強度は装置からの距離の関数として測定した。接触電流/誘導電流は、電流クランプを用いて、点接触または掌で握る接触など異なるばく露状態において測定した。電界と接触電流のスペクトラム特性を測定し、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)の1998年および2010年のガイドラインにしたがって、複数周波数ルールおよびスペクトラムの重み付けを適用した。【結果】<1.2 mの距離において、推奨されている公衆ばく露の参考レベル値を超過することが示された。また、手の接触電流は公衆ガイドライン推奨値の2倍の高さであるかも知れないことが示された。
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