<目的>subfertilityの既応を持った女性がEMF曝露を受けた時の先天性尿路奇形を発生するリスクについて検討。 <方法>ワシントン州出生台帳から1990年1月より1991年12月までの間に出生した症例より染色体異常を有しない先天性尿路奇形を有した118例、同時期にワシントン州キング郡病院で出生した369例を対照とした。母親から聞き取り調査を行い、妊娠中の電気毛布、ベッドヒーター、ビデオ曝露に関する調査を行った。subfertilityとは12ヶ月間正常な夫婦交渉にもかかわらず妊娠しなかった者をいう。 <結果>妊娠中に上記EMF曝露したことにより、先天性尿路奇形になるリスクに差はみられなかった。しかしsubfertilityの既応がある婦人に限ると、これは症例37例、対照群85例であるが、電気毛布によるEMF曝露により有意に先天性尿路奇形となるリスクが上昇した。しかも使用する時間が長い程、妊娠初期の3ヶ月に曝露されるとさらにリスクは上昇した。
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