この研究は、ドイツの一次医療医が電磁界(EMF)による健康リスクの可能性をどのように考え、患者との話においてこの問題をどのように扱っているかを調べた。ドイツの公的健康保険医の各地域支部から抽出した全国規模での代表標本として一次医療医2795名(全国での総数の7パーセントにあたる無作為標本)に対し質問票を送付した(長い質問票:n = 1863、簡単な質問票:n = 928)。長い質問票の回答者435名(回答率23.3%)、簡単な質問票回答者456名(回答率49.1%)であった。その結果、一次医療医の61.4%が電磁界による健康リスクの可能性について、少なくとも1名の患者と話した経験があった;この話し合いの73.4% において、患者が先に話題を出し、このリスクが実際に存在すると考えていた;患者が懸念を訴えた話し合いのうちの24.1% において、医師も関連をもっともらしいと考えていた;EMFを危険の可能性あるものとした話し合いのうちの半数において、医師は何らかの防護対策を推奨した;最も多かった推奨は電気機器の取り外し、次いで別の場所への転居であった;質問票への医師の回答は、電磁界の特性とリスクに関する知識不足を明らかにした、と報告している。
physicians.
このウェブサイトはクッキー(Cookies)を使って、最善のブラウジングエクスペリエンスを提供しています。あなたがこのウェブサイトを継続して使用することで、私たちがクッキーを使用することを許可することになります。