この研究は、50 Hz、1 mTの磁界(MF)ばく露が、単離されたラット坐骨神経の活動電位に与える影響の有無を調べた。16匹のウィスターラットを、対照群(n = 10)とMFばく露群(n = 6)に分け、それぞれのラット左脚から坐骨神経を切除し、実験試料に用いた。MFばく露群の坐骨神経へは、ヘルムホルツアプリケータを用いて、50Hz、1 mT のMFへの30分間ばく露を与えた。その後、対照群と実験群の坐骨神経細胞の活動電位を細胞外記録した。その結果、MFばく露群では、対照群に比べ、最大振幅、過分極時間および活動電位が有意に低かった;ただし、活動電位の伝導時間、最小振幅、脱分極および再分極時間には両群間で差がなかった、と報告している。
ばく露 | パラメータ |
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ばく露1:
50 Hz
ばく露時間:
continuous for 30 min
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周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | continuous for 30 min |
ばく露の発生源/構造 | |
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ばく露装置の詳細 | pair of Helmholtz coils with a diameter of 10 cm and 220 turns of 0.8 mm gauge copper wire each; coils mounted on a plastic frame, 15 cm apart, parallel to the table, connected in series |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
Additional information | isolated sciatic nerve fibers of the control group were located in bath and stimulated with 0.1- 0.5 ms, 0.05 V pulse |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 1 mT | - | 測定値および計算値 | - | - |
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