研究のタイプ: インプラント/医用機器に関する研究 (experimental study)

[サンプルとしたRFIDリーダは体内植込み式のペースメーカ・除細動装置に対して臨床的に重大な電磁干渉を誘導することをインビトロ試験は示す] dev./impl.

In vitro tests reveal sample radiofrequency identification readers inducing clinically significant electromagnetic interference to implantable pacemakers and implantable cardioverter-defibrillators

掲載誌: Heart Rhythm 2010; 7 (1): 99-107

この研究は、EMI試験として、体内植込み式ペースメーカ15台、体内植込み式心臓除細動器(ICDs)15台に対して、13台の受動型RFIDリーダの3つの周波数帯134kHz(LF)、13.56MHz(HF)および915MHz(UHF)において放射を行った。その結果、LFでは、ペースメーカのテスト件数の67%(最大距離60cm)、ICDsのテスト件数の47%(最大距離40cm)で反応が観察された:HFでは、ペースメーカのテスト件数の6%(最大距離22.5cm)、ICDsのテスト件数の1%(最大距離7.5cm)で反応が観察された:UHFおよび変調LF型のRFIDリーダにはペースメーカおよびICDsは共に反応しなかった、という所見を報告している。これはインビトロ試験である。実際上は、FDAはRFIDレーダによるペースメーカおよびICDsの事故報告を受けたことはないことから、切迫した公衆衛生リスクはないと考えると結論している。

ばく露

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