[複合波形をもつELF発生源における線量計算の簡易手法] tech./dosim.

A simplified procedure for dosimetric evaluations on ELF sources with complex waveforms

掲載誌: Radiat Prot Dosimetry 2009; 137 (3-4): 201-205

2004/40欧州指針は数値的電磁界線量測定の利点を書き換えた。この分野では、線量測定の取り組みに対して、この種の計算に要する経費と時間を縮小する必要性がはっきりと確認された。低周波領域と中間周波領域では、EM線量測定は周波数領域で準静的な技術を活用するが、多周波の発生源を扱う場合は面倒になる。そこで、複合波形を含む線量計算を行う際、必要とされる計算過程を大幅に簡素化できる手法が提案されている。この手法は、任意に選択された“基準”周波数での“等価”電磁界強度の使用を土台にしたもので、単一周波数の線量計算の実行において、発生源シグナルの完全スペクトル成分をいくつかの近似値によって考慮に入れることができる。

ばく露