携帯電話事業者として作業する技術者の無線周波電磁界へのばく露を調査するために、個人ばく露計を用いて、基地局の運転に係わる技術者23名と、基地局に近くない場所で働く作業者22名の個人ばく露を記録した。45名の各被験者がばく露した電力密度は229種類のばく露指標を用いて定量化し、クラスタ分析により、基地局作業群とその他の作業群の2つの群のどちらに属するかをデータから割り出すことを試みた。いくつかのばく露指標は2群で大きく異なったものの、クラスタ分析は2群の識別に十分な信頼性を示さなかった。
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