研究のタイプ: 疫学研究 (exposure assessment/dosimetric study)

[英国成人の脳腫瘍研究における、職業および家庭内ELF磁界のばく露評価：実験可能な研究結果] tech./dosim.

Assessing occupational and domestic ELF magnetic field exposure in the UK adult brain tumour study: results of a feasibility study

著者: van Tongeren M, Mee T, Whatmough P, Broad L, Maslanyj M, Allen S, Muir K, McKinney P
掲載誌: Radiat Prot Dosimetry 2004; 108 (3): 227-236
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英国成人の脳腫瘍研究（UKABTS）において、極低周波数界（ELF MF）へのばく露測定の可能性調査を行った。参加に同意した個人79名および25の会社が参加に合意した。参加者は連続して3日から4日間装着した線量計EMDEX IIでばく露データを収集した。働いていない期間を含み合計321日分のデータが集められた。職業ばく露は総ばく露の主要因であることが明らかにされた。算術平均ばく露と最大ばく露を除いたその他全ての測定基準との間には強い相関関係が見られた。仕事のカテゴリーと特定のカテゴリーで見られる大きな変動性との間でばく露に有意な違いがあることが見られた。平均で最も高いばく露は、警備員(算術平均, AM: 0.78 mT)、事務員(AM: 0.48 mT)、そして歯科医師(AM: 0.42 mT)の間で確認された。高電圧線付近での溶接修理および作業は高ばく露に関連していた。この研究結果は、UKABTSで対象者からのデータ収集でのプロトコールの開発のために使用された。

ばく露