磁界ばく露が心拍変動に影響し、その結果不整脈に関連した死亡をもたらすかもしれないとする実験・疫学研究がある。本研究では、英国・ウエールズでCEGBに雇用されていた83, 997名のコホートの死亡を1973-1997年で調べた。コホートは1973年から1982年に少なくとも6ヶ月雇用されていた。1971年から1993年で79, 972名の対象者から計算機入力された作業履歴を使用し、磁界のばく露は計算によった。解析は、間接的な標準化(n=83, 997)とポアソン回帰(n=79, 972)で行った。その結果、英国・ウエールズの死亡率から見ると、心臓血管系の4つの死亡率は期待より小さかった:不整脈に関連する疾病(ICD-9 426-7)では観察値が32(期待値が43.5)、標準化死亡率(SMR)は74、心筋梗塞(ICD-9 410)では観察値が3, 320(期待値は3878.3)、SMRが86;動脈硬化(ICD-9 440)では観察値が25(期待値が39.2)、SMRは64;慢性的/亜慢性的な冠状動脈疾患(ICD-9 411-414)では、観察値が1, 552(期待値が2021.7)、SMRが77であった。累積磁界ばく露また、最近の5年間でのばく露で見て、4つの疾病でリスクが増加する統計的な傾向はみられない。
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