【目的】インビトロの試料に900MHzばく露を行うためのばく露装置を対象に、数値的および実験的ドシメトリを行うこと。対象と方法 : 長方形フラスコ内の8および15 mlの細胞培地に細胞を保存した。一層の細胞層または細胞懸濁液に関する実験のどちらにも対応して結果を提供するために、フラスコ底部および試料液全体での比吸収率(SAR)分布をドシメトリ評価した。ばく露チャンバーは方形導波管である。導波管内の細胞培地の最適な向きと位置を評価するため、導波管の寸法を変えて検討した。試料と電界が平行、かつ導波管が整合負荷で終端されている場合にばく露装置の性能は最適化された。この条件でばく露を行った。【結果】効率(試料に吸収された電力と入射電力の比)と非一様度(試料全体のSARの標準偏差と平均の比)を算出し、その数値の妥当性を散乱変数および局所温度上昇の測定により確認した。【結論】最適のばく露装置の条件において、15 mlの試料での効率は0.40、非一様度は39%、8 mlの試料での効率は0.19、非一様度は15%であった。
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