[市街地周辺での環境中の60 Hz磁束密度] tech./dosim.

Ambient 60-Hz magnetic flux density in an urban neighborhood

掲載誌: Bioelectromagnetics 1989; 10 (2): 187-196

<目的>市街地で60Hz磁界が,再現よく測定できるかどうかまた付近の送電線等の電気特性で磁界レベルの予測が可能かどうかを調べること.並びに歩道,上り段での磁界レベルの測定,加えて,磁界曝露の分類を改善するための幾つかの送電線環境を明らかにすることである. <方法>商用周波磁界計(Model 113, Electric Field Measuement Company,0.1mG以上)で地上1.3mで最大方向磁界を測定する.測定地点は架空,地下ケーブルで分類し,半径46m以内の地形図を作製し,WLコードのクラス1(最も高いレベル)の線配置状態を対象にして情報を収集する.同時に,歩道,上り段,また数カ所で室内での磁界を測定した.データ解析は再現性を確認し,テスト,線の電気的特性と平均磁界レベルの相互比較等を行った. <結果及び結論>通りの角では,磁界レベル範囲が広い(最大と最小は16倍違う).日々変動は小さい.線の電気的特性と磁界レベルとの回帰状態はTLとPW(表3)では,磁界とかなり相関が見られる.家庭での磁界レベルには,条件で違った結果が見られる(表4).結果として,今まで他の研究者が示すようにWLコードで予測が可能である.

ばく露

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