[小動物実験のための50 Hz磁界ばく露装置] tech./dosim.

50-Hz magnetic field exposure system for small animals

掲載誌: Bioelectromagnetics 1993; 14 (2): 107-116

<目的> 多数の小動物を対象にした低周波磁界曝露実験が行える装置を提案し、その特性を明等化にすること。 <方法> 5つの正方形コイルを等間隔配置し、直接接続した多重コイルを公安し、一様な磁界空間が最大になる巻数比をビオサバール則により求めた。この結果に基づき、これらのコイルセットを2組直交配置し、水平、垂直、回転磁界を発生できる曝露装置を製作した。 <結果> 計算により求めた巻数比をもとに、一辺の長さが1.7m(垂直)、1.8m(水平)の多重コイルを製作した。1m立方の動物曝露部分磁界の均一性は2%以内の偏差であった。5μT-0.3mTの水平、垂直、回転磁界を発生させるために、互いに位相調整可能な2つの50hz電源も準備した。同一の実験室内で約5m放して、設置された同一の寸法の擬似曝露用コイル位置での漏洩磁界は約1/50であった。

ばく露