既に我々は、実効値532 μT の23 kHz 磁界を発生する生物実験用装置を開発し、それを用いて細胞機能に対する23 kHz 磁界の影響を報告した。中間周波磁界の生物学的影響や量反応関係をさらに究明するために、今回は、実効値6.25mT(ICNIRPガイドラインの参考レベルの1000倍)のインビトロ用ばく露装置を開発した(均一性5%以内)。温度、磁界強度分布、擬似ばく露システムへの漏れ磁界などを検証し、インビトロの実験条件の保持を確認した。さらに、高調波、コイル形状、強磁界による媒質の熱発生なども調べ、本システムが中間周波磁界の生物学的影響の評価に十分に使えることを確認した。
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