60nsで最大電界が~100kV/cm(100V/細胞の径)のパルス電界に対する反応をJarkat細胞の胞電位変化で調べた。細胞をANNINE-6である電圧に敏感な色素に浸された。この色素の変化は、レーザパルスを用いると5nsの空間分解能で得られる。レーザーパルスは、ばく露前、中、後でのイメージの時間変化を記録するために用い電界変化と同期されている。細胞をパルスにばく露させると、細胞のアノード極での膜電圧は15ns後に1.6Vになった。これはエレクトロポレーションに必要な電位のほぼ2倍である。カソードに面している側は、同じ時間で0.6Vに達するのみである。これrは、2の相反する細胞半球の膜には非対称的な伝導メカニズムがあることを示唆している。原形質膜での0.6-1.6 Vと低下する電圧は小さいが、これは加わった電界10V/umが細胞内、オルガネラの内部に貫通することを示唆している。
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