<目的> 松果体の磁界の効果が視覚系を経由するものかどうかを検討するため,SDラットを盲目にした群と正常群とで比較する. <方法> 磁界曝露の前夕方,ウレタン麻酔下に視神経を切断した.02:00-04:00の間に39分だけ地磁気の方向を50度回転させた.NAT及びメラトニンを測定. <結果及び結論> 正常群ではNATは2回の実験でいずれも有意に低下.しかし,メラトニンは低下はするが有意ではない(著者らはNATと同様の結果と書いてある).盲目にした群では2回ともNAT,メラトニンともに有意差なし.従って,磁界の効果は視覚系を経由する.
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