[ドイツの小学校児童における携帯電話の使用] tech./dosim.

この研究は、ドイツのマインツ市の小学校4年生（10歳）を対象に、携帯電話の所有と使用頻度について、人口ベースの横断調査を行った。マインツ市は人口20万である。調査は37の小学校で実施し、最終的に34校の4年生1933人が参加した（参加率87.8%）。結果として、3分の1の子供が携帯電話を所有していた（671人；34.7%）；少なくとも1日1回通話擦るのは119人（6.2%）、週に数回が123人（6.4%）、たまに1回が876人（45.3%）で、残りの805人（41.6%）は一度も使用経験がなかった；所有率は年齢上昇と共に上昇し、男児、兄弟姉妹なし、身長･体重の詳細データあり、テレビ視聴やコンピュータゲームの時間が長い、両親の車での送迎で登校（徒歩、自転車での登校者と比較して）、就寝時間が遅い等の項目が関連した；また低社会階層の子供が多いクラスの方がいくらか所有率が高かった、と報告している。