[通常の代謝物質としてのリチウム：磁界のイオンのサイクロトロン発振への若干の予想される結果] tech./dosim.

イオンサイクロトロン共鳴が、弱超低周波(ELF)電磁界が生態系に作用するメカニズムとして提案されてきた。リチウム共鳴に基づくメカニズムとする批判には、この元素は実質的には哺乳類の内部には無いし、さもなければ、生命体の正常な生理学的機能になんの役割も果たしていないとの議論がある。最近になって微量元素分析の先端技術を用いて、リチウムはまさにラットや人間を含めたアッセイされた哺乳類組織の正常な構成物質であることが明らかになった。また、リチウムが重要な生物学的な活性元素である証拠も出てきている。サイクロトロン共鳴は低電力のELF及び低静磁界が一緒になって生命体に影響を及ぼすメカニズムであるかもしれないし、そうではないかもしれないが、リチウムが欠如している、あるいは生理的に不適切だという根拠を元にこのメカニズムを拒絶するのは保証されていない。リチウムは普通に存在し、多くの組織内で、特に神経内分泌系においては、代謝的に活性である。